今こそ音楽を!
なーんて、チャンチラ甘い外部からのお節介だと、ひしひし感じた故郷・熊本での1日。
もう少し…もう少し、先かなあ。音楽の出番は。
でも、きっと何かできる、と信じたい。
その時は、その時がきたら、どうか皆さま、力を貸してください。
確かに楽器を奏でても、パンや水は出てこない。
必死で作業にあたるヘルメット姿の方々。災害派遣車が行き交い、見慣れた学校や集会所は人々で溢れ、思い出深い建物は倒壊。
音楽の捉え方は様々。
ピリピリした避難所で、音楽を聴いて癒される方もいれば、不快な思いをされる方もいることでしょう。
子供達の泣き声に気を遣い、ゆっくり休めないお母様方。不安定になる子供達、そんな状況を耳にする度に、リトミックをしたり、10分でも演奏できないか、という気持ちに掻き立てられますが。
音が出せて、音楽を聴きたい人が集まれる場所を確立することは、今はまだ難しい。
長年通っていた音楽教室も、損傷が激しく、立ち入り禁止。
演奏するにも、練習するにも場所がない。
ホールも学校も閉鎖。
楽しみにしていたドボ8も、台湾演奏旅行も、コンサートは次々に中止。
う。また、涙でそう。
あー!コンサートって、場所と、時間と、音楽、そして縁。
Time Space Enargy!
ニーズとタイミング。
たくさんのことが重なって、はじめて実現する奇跡のときなんだなあ。
さて!元気のもと「孫の顔」
干し葡萄も渡せました!
「あれ?これ何?あら、そういえば干し葡萄頼んだかしら」と、また、お茶目全開な母。
大切な友人や恩師、音楽仲間にも会いにかけずり回りましたが、すごーい渋滞で。思うように回れませんでした。
「それこそが、ただの自己満足で、緊急車両を滞らせる元になる愚行」と、父からありがたいお小言をいただける幸せ。
あー!逢えてよかった。
熊本LOVE!